今から、およそ400年前、関ヶ原の地で日本全国を巻き込んだ戦国時代の総決算ともいうべき大合戦が行われた。
美濃国(岐阜県)関ヶ原は、北に伊吹山系、南に鈴鹿山脈に囲まれ、東西に約4km、南北に約2kmの標高123mの高原地帯である。東西16万の将兵が布陣した地としては、以外にも狭隘の感が拭えない。
この地が歴史的野戦の舞台として、選ばれたのは日本のほぼ中央に位置するだけではなく、東西に中山道が貫き、西北に北国街道、南に伊勢街道に通じる交通の要所であり、戦略的価値が大きいからである。
1300年前にも壬申の乱という大きな戦いの舞台となっている要衝の地である。
現在の関ヶ原町は、人口 約9,200人の田園風景が広がる静かな町である。
名古屋からJR関ヶ原駅までは東海道本線快速で1時間弱、米原からは同じく30分弱、駅前には、レンタサイクルがあり、時間に合わせて古戦場巡りが楽しめる。
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